本小説はフィクションであり、登場する人物、団体等は全て架空の物です。尚、実在の地域、地名、団体、組織等が登場する場合であっても、それらは全て虚構の世界を形作っているものに過ぎず、現実の世界とは何ら繋がりがありません。  発行者:シュマリ

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2007年12月26日

第21回 件名:シュマリより、10th。ゴミは分別を、愛と恋は弁別を、ラベンダーとタイムトラベラーは分断を。

2003−09−21 21:07
件名:シュマリより、10th。ゴミは分別を、愛と恋は弁別を、ラベンダーとタイムトラベラーは分断を。



冬のソナタさんへ


モモ、クリ三年 カキ八年
ユズは九年でなりさがる
ナシの馬鹿めは十八年

愛のみのりは海の底
愛のため息 星くずが
海星(ヒトデ)と出会って 億万年

「愛のためいき」大林宣彦 作曲

冬のソナタさんはこの歌をご存じでしょうか?
角川映画の『時をかける少女』(監督 大林宣彦)で使われた挿入歌です。
もしかすると一部歌詞が間違っているかもしれません。
主人公(原田知世)の幼き日、ひな祭りの想い出、その時歌っていたものです。

富良野と言えばラベンダー、ラベンダーと言えば、僕の中では『時をかける少女』(筒井康隆 著)なのです。
『時をかける少女』は、大林版の映画以外にもいくつかテレビドラマ化されました。
映画より前にはNHKで、映画より後では内田有紀主演で。
他のものは僕は知りません。
そういえば、内田有紀主演の時に主題歌になっていたnokkoの「人魚」という歌、先日偶然に安い中古CDで見つけ、買ったばかりでした。
何というアルバムに入っているのか知らず(『colored』)、たまに思い出しては探していたのです。
そうだ、持ってきてパソコンで再生してみよう。・・・・・
今はCDを聞きながら他の作業も出来るから便利です。・・・・・
歌詞に出てくるアカシアは、北海道にもあるニセアカシアの白い花ではないでしょう。
人魚は南の海にいそうだから、アカシアの黄色い花かな?
でもコペンハーゲンにも人魚姫の像があるぞ!・・・・・
以下、大林版であらすじをなぞってみましょう。

放課後の理科実験室でラベンダーの香りを嗅いだ少女(和子)は倒れてしまい、タイムトラベルしてしまう。
薬草の絶滅した未来からタイムトラベルしてやってきた薬学博士の少年(深町君)が、少女の幼友達(ゴローちゃん)との想い出を改変して同級生になりすまし、息子夫婦と孫を事故で無くした老夫婦の家に入り込んで、そこの温室にあったラベンダーを用いて薬を調合していたのだった。

和子は、深町に疑問を持つ。
そして尋ねる。
聞かれた深町は、自分の正体を白状し、薬が完成した時には、自分に関係した全ての人から自分に関する記憶を消し去り、自らの記憶も削除するのだと答える。
過去を改変しないというルールのために。

和子は、深町との想い出や、深町の今の存在が作り物であるとしても、深町を好きだと思う気持ちは否定できない。
その気持ちだけは本物だと思う。
深町も作り物でないものの存在を自分の中に認めている。
「これが愛なの?」
決して結ばれることのない、二度と会うことも出来ない二人の間にあった「愛」の存在だけを信じて、和子は生き続ける決心をする。

十年後、薬学研究室の前の廊下で、和子と深町はすれ違う。
記憶のない二人が、ちょっと振り返る。
深町との全ての記憶を無くした和子は、ゴローちゃんの求愛も無視し、薬学の研究に没頭しているのだった。

このようにして、和子は無意識のうちに「愛」を持ち続けていました。
「愛」とはいったい何でしょう?
「人を愛する」とはいったいどういう事でしょう?
和子が深町を愛する気持ちには何の打算もありません。
ただ相手の全てを無条件に受け入れただけです。
純粋な二人の間には何の介在物も存在しません。
だから尊い。
「時をかける少女」は、少女が「愛」を知る成長物語であると共に、純愛物語でもあったのです。

ところで和子は幸せなのでしょうか?
この先どうするのでしょうか?
「愛」と折り合いをつけて、二番目に好きな人(? ゴローちゃん)と結婚して、子供を産むのでしょうか?
幸せとはいったい何でしょう?
生きるとはいったいどういう事でしょう?

冬のソナタさんが和子だったら、現在の自分を捨てて、未来の世界に強引に駆け落ちしちゃう?

初めに掲げた「愛のためいき」は2番の歌詞が重要です。
そこには愛の尊さ、宇宙や時間の無限さ、人類の卑小さ、そして今現在を生きている我々の奇跡、といったものが短い歌詞の中に凝縮されているように思います。
そして切ないメロディが、心を揺さぶります。

という訳で、僕は映画以前に原作本を読んだ時から、時間の意味・宇宙の広がり・人の存在・愛の意味のようなものをラベンダーという言葉と結びつけて記憶の中に刷り込んでしまっていました。
初めはラベンダーの花も香りも全く知りませんでした。
ただラベンダーという言葉に胸騒ぎを覚えていただけです。
それが大林版の映画を見たことで、更に強化されてしまったのです。
青春の甘酸っぱさも一緒に。
・・・・・ちょっと変かなぁ?

冬のソナタさんは「時をかける少女」を読んだり、見たりしたことがありますか?
ラベンダーは香りを嗅いだり、胸騒ぎを覚えたりすることだけに留めて、食べない方が良さそうですね。
でもそう言われると、一度は食べてみたくなります。
何事も経験だとか言って。

内田有紀が好みのタイプかって?
そうかもしれないなぁ?
天海祐希なんかも好みかな。
どちらかといえば、ナヨナヨしていてセクシー(?)で、守ってあげたくなるような、男性には人気のあるタイプ(同姓の受けは良くない、何考えてるのかよくわからん)は苦手です。
サバサバしていて、でも情は厚くて、思ったことはすぐに口に出してしまうんだけれど根に持ったりしないタイプ(同性から好かれる、考えていることが分かり易い)の方が好みです。
男性からは「お前、男だったら良かったのに」なんて言われてしまうような。
男に素直に甘えられないような。ホッポッておいてもキビキビと自分でなんでもこなし、少し高めのテンションで僕を巻き込んでくれる位が丁度いいです。
僕は普段弛緩していてぼーっとしていることが多いから・・・。
さて、そんな人どっかに居る?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
エ〜〜っと、どうして俺はこんな事書いてるんだろう・・・?
なんか調子狂うな〜・・・。
マ、イッカ。

「自分の目の前の問題にどう対処するか」については当然僕の場合、一歩下がって冷静に状況を把握することから始めます。
そして対処法を考えます。
僕は臆病で、パニックを起こしそうな性向を持っていました。
それには僕が育ってきた環境の影響が大きいと思います。
その事についてはここで触れません。
状況を冷静に見ることの出来る安定した精神を得るために、僕は物事を徹底的に合理的、論理的に見る訓練を自分に課しました。
対象を知ることによって、冷静になれるし、それはまた状況の分析にもなるからです。
冬のソナタさんは心に大きな痛手を受けてもめげたり諦めたりしないなんて、本当に強い方なんですね。
そして情熱的でもあるんだ?
これはフラメンコに対するステロタイプ(streotype)的見方かな?

お友達の言葉に依れば、冬のソナタさんの側にいると楽しいハプニングに出会える訳だ。
これは一つの才能だから、喜んでいいんじゃないですか。
メールでもハプニングは運ばれてこないのかな?

温泉に2〜3時間は湯あたりするよ!
僕も温泉に行ったら1時間はゆっくり入ります。
よくスキーに一緒に行く友達は烏(カラス)の行水で、もったいないと思うと同時に、なんか急かされているようで。
僕も混浴は落ち着けないんだけれど、古い温泉場なんかだと、混浴の湯船の方が源泉そのまま(つまり湯がいい)ので、あえてそちらを選んだりします。
混浴しかない所もあるしね。
混浴で、入りもしないのに入っている人と「恥ずかしいからやだ〜」なんて話していたり、自意識過剰だったり、自分だけ水着で入ったりしては、他の人が恐縮します。
江戸時代からの伝統でもあるのだから、堂々としていればなんて言うこともないのに。

mazda323gtはヨーロッパ名で、日本名はファミリアです。
冬のソナタさんはバイクにも乗られるのですか?
僕はオフロードタイプのトレールモデルを持っています。
ここ数年は全く乗っていません。
北海道で市街地から離れた所で事故を起こしたら、怪我の程度によってはすぐ命に関わるよね。
気をつけて下さい。
なんか冬のソナタさんを見ている(実際には見ちゃいないけど)と、ハラハラします。
ご両親も心労が多いんじゃないですか?

確かこのメールは僕からの10通目になるはずです。
後で確かめてみます。
1ヶ月で10通とは、すごい量です。
それもかなり長文だもの。
手紙は結構書く方だけど(お礼状とか)、こんなに一人の人に手紙を書いたことは未だ嘗てありません。
これって昔で言ったらペンフレンドだよね。
そしてペンフレンドより遙かにやりとりする頻度が多い。
友達にだってこんなに自分を話してないよ。
どうしてこんな具合になっちゃったんだろう?
メールだからかなぁ?
冬のソナタさんと僕はメル友って言っていいのかな?
少しは気の合う所があるのかな?
冬のソナタさんが僕に合わせてくれているのでしょうか?
文体もだんだん話しているような感じに変わってきました。
少し力が抜けたのかも。
初めの頃と今とでは、僕に対する印象は変わりましたか?
僕がメールを書くことやその中で話した事柄は、何か冬のソナタさんのお役に立ってますか?
介護の話から、全然違う事柄へあちらこちらに飛んでしまい、これで良かったのでしょうか?
このまま続けていっても良いのでしょうか?
なんか一抹の(というには大きすぎる)不安もあります。

ところで、僕は富士山には4回登っています。
ほとんどは山麓からのルートです。
ルートは6本あり(エキスパート向けにはもっと色々考えられます。これは昔に使われた通常のものです。細かく見れば他にもあります。)、上部で合流するので、山頂に立ったのは4回です。
駿河湾から山を越えて山頂までのルートも開拓しました。

まだ、なんか話すことは尽きないようで・・・。


シュマリより


P.S.
きのう今日と、台風の影響もあって雨になってしまいました。
この雨の後、こちらにも秋がやってくるのでしょう。
もうだいぶ気温が下がってきて、寒い位です。
本当は外で片付けたい仕事があったんだけど、予定はパァです。
そこでメールを書き始めました。
ラベンダーに感ずる胸騒ぎの正体が、書きながら分かってきました。
今まで言葉にしなかったから、何だかモヤモヤしていたんですよ。
こんな話でつまらないって事はなかったのかな?
それは兎も角、長すぎるって!!
・・・・・こりゃ、2回分ですね。
まけときます。

九月で雨降りといえば、さだまさしの「雨やどり」です。
今日は木曜日ではないけど、歌ってみようかな。
少女趣味で、ある意味コミックソングだけれど、メロディは美しい。
これも運命的出会いを歌っているんですよね。
ところで、運命的出会いとは、出会った時に運命を感じるものなのだろうか、それとも後になってあれが運命だったと思うんだろうか?

きのうはお彼岸の入りで、おじいちゃんの祥月命日でもあったので、辛み大根うどんを作ってお供えしました。
本当はぼた餅も作れば良かったんだけれど。
posted by シュマリ at 14:54| 北海道 ????| Comment(0) | TrackBack(1) | “冬のソナタ”さんへの手紙 第1部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 大林宣彦大林 宣彦(おおばやし のぶひこ、1938年1月9日-)は、日本の映画監督。本人は「映画作家」と称している。広島県尾道市土堂出身。広島県立尾道北高等学校|尾道北高校卒業、成城大学文芸学部中退。...
Weblog: お待たせ!<br>映画ファン「映画監督・評論家編」
Tracked: 2008-02-17 15:53