本小説はフィクションであり、登場する人物、団体等は全て架空の物です。尚、実在の地域、地名、団体、組織等が登場する場合であっても、それらは全て虚構の世界を形作っているものに過ぎず、現実の世界とは何ら繋がりがありません。  発行者:シュマリ

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2007年12月01日

プロローグ

祖母が亡くなってから、3ヶ月。
ネットに接続してから2ヶ月。
夏のやって来ない8月。
湿った空気が、全てを包み込んでいました。

僕は彷徨っていました。
何もかも手に付かず、目の前に有ることをただ無気力に処理していくだけの生活。
疲れていました。
底なしの虚しさ。

誰も、何も、埋めることは出来ない・・・。
自分でもどうして良いか分からなかった。
そんな時、或る掲示板で“冬のソナタ”というハンドルネームを見付けました。
少し変わっているその名前。
厳しさと優しさ、強さと儚さ、そして冬の凛とした美しさを感じました。
それが、ドラマのタイトルだとは知らなかった。
ドラマの内容について知ったり、実際にドラマを視聴したのは、ずっと後のことです。

祖母のことを少しでも誰かに話したかった僕は、迷わず“冬のソナタ”さんへメールを送りました。
見ず知らずの人へ自分から送った初めてのメール。
メールをほとんど遣り取りしたことの無かった僕が書いたそのメールは、ほとんど手紙と言ってよいものだったと思います。


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本小説はフィクションであり、登場する人物、団体等は全て架空の物です。
尚、実在の地域、地名、団体、組織等が登場する場合であっても、それらは全て虚構の世界を形作っているものに過ぎず、現実の世界とは何ら繋がりがありません。


発行者:シュマリ
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