2003−11−27 18:56
件名:シュマリより、ダイヤモンドダストを吸い込んでみたい!
冬のソナタさんへ
札幌は本格的に雪の季節になったみたいですね。
先日テレビの映像で見ました。
こちらの真冬(1,2月)でも数えるほどしかないような気温が、普通にあるんですね。
焔さんと文通し始めてから、札幌の天候や話題に目がいくようになりました。
これは、旅した時の効果と同じようなものです。
旅している時に特に印象に残った場所とか、地元の人と良い交流が出来た場所とか、後になってもふと気になるものです。
それだけ、自分の世界が広がっているんです。
雪のある地方の生活については、あまり想像できる材料を持っていません。
雪が降ると、家からの出入りや移動に、時間や手間が掛かったりするのでしょうね。
東京の雪なんて、北海道の人からしたら、オママゴトのようでしょ?
大体、雪が降らない(降ったとしても積もらない)年もある位で、大雪(10pも積もったら大雪です)なんて5年とか10年に一度という感じなんですよ。
18年前の大雪の時は何をしていたか、・・・・・記憶がないなぁ?
僕が小学生の頃、かなりの大雪の日がありました。
その時はやはり、焔さんが経験したように授業を中止にして、先生と近くの公園に行って遊んだのです。
最近は、雪が降るとわざわざ車を出して、滑る道路で遊んでいます。
去年の1月だったか、雪が多くて、丹沢の裏(北側)にあたる国道を走っていたら、「ここは雪国か?!」と思う位の景色でしたよ。
そういえば北海道出身のヘルパーさんが、雪が降ると何だか嬉しそうにしていました。
そんなもんかな。
さて、‘旅を日常とする意味’についてです。
考えてみたらたいして意味は有りませんでした。(アハ。)
旅の本質が身に迫ってくるんじゃないかとは思うんだけど・・・。
長期じゃないと得られない事も有るはずだけど・・・。
これは‘ロマン’です。
きっと‘男のロマン’です。
芭蕉も言っているように、「漂泊の思い止まず」、「夢は枯れ野を駆けめぐる」のです。
困難だろうがナンだろうが、山の向こうに何があるか、その向こうには何があるか、そのまた向こうには・・・、といった具合に世界の果てまでも見てみたい欲求に突き動かされるのです。
一種の冒険心です。
送電鉄塔を辿って、その1番、或いは最後の番号の所まで辿り着きたい、そんな感じだと言えるでしょう。
そういえば、そんな子供の冒険が映画になってるよね。
何て言う題名だったかなぁ?
女の人で、放浪したって人、ほとんど聞かないよね。
目的があって旅したり、冒険したりした人はいるだろうけれど。
やっぱり、「放浪したい。」とか「さすらいたい。」とかいうのは男の特性なのかもしれません。
きっと女の人には理解されないのでしょう。
焔さんもそ〜お?
それから、放浪新婚旅行問題だけど、「スペイン放浪の旅にしよう!」という提案だったら、反応は違ってたんじゃないの?(ハハハ)
焔さんが静岡で、電話したいのを<グッとこらえた>のは、やはり純粋に‘旅の空’に自分を置いておきたかったからではないのかな?
それを突き詰めていったら‘放浪’になると思います。
それでは次に、『アンジュール ある犬の物語』を読んだ(見た?)感想です。
話の筋そのものは陳腐かもしれません。
車から放り出された捨て犬が彷徨い歩いて、一人の人に出会うまで。
現実はもっと色々あって悲惨です。
無駄な線の無い鉛筆画が、犬の姿を余すところ無く描いていて、僕の心を打ちました。
犬を何匹も飼ってきて、犬の行動や仕草を良く知っているので、絵の中の犬が現実に見えるようです。
群(人間を含めた群です)で生活すべき犬が寄る辺なき境遇となって、一人途方に暮れる姿、それは誰か人間の姿にも重なります。
信頼するに足るボスや仲間(人間のこと)ではなかったのだろうけれど、その群から突然追い出されて、後を追うことも叶わない。
少ない信頼すらも木っ端みじんに打ち砕かれて、自分の依って立つ地面が一瞬にして無くなってしまったような気持ちになったでしょう。
後書きみたいな書評に「最後にひとりの子供と出会う」と書いてあったのだけれど、あれは子供だったんだろうか?
地面に置いた荷物、デイパック?が気になります。
もしかしたら彼も旅人だったのではないでしょうか?
焔さんはどう思う?
犬が、出会った人に嬉しくて駆け上がるところ、僕は自分をその人に重ねてしまいました。
実は僕にも似たような経験が何回もあるんです。
犬の目を見て、今迄何があったのか、どこから来たのか、何を求めているのか、分かったらいいな、と思います。
記憶を読むって言うか、一瞬にして全てを理解する事は出来ないものだろうか?
人生に於いて、本当に知りたいと思う事は、全く知る手立てが無いということが多いんだよね。
人と犬の出会い、そこにはお互いの間に何にも有りません。
一瞬にして心が通うというか信頼が生まれます。
目をお互いに見るだけでいいよね。(必ずじゃないけど。)
人同士はそうはいきません。
前にも書いたけれど、色々なものが人と人の間には入り込んで来てしまいます。
人と人は面倒くさい。
人と人との事を考えると、あまりに複雑でどうして良いのか分からなくなります。
もっと原点に返ってシンプルに考えようと思いました。
僕は人に向き合うに際しても、犬に向き合うように、出来るだけ何もない真っさらな気持ちでいたいと思っています。
ところで、「動物には癒される」って言われるけれど、何でだと思う?
何年か前、山中湖の近く、三国峠の登山道入り口で、捨て犬に出会った事があります。
車道に車が来ると、飛び出して行きました。
特にジープタイプの車を待っているようでした。
この犬には後日談があるのだけれど、焔さんに聞いてもらいたいなぁ。
また今度ね。
話は変わって、ギンナンは、幼児だと7個以上、成人だと40個以上食べると、中毒症状が現れる事が有るそうです。
3個位じゃ全く大丈夫だった。
焔さんの年の数ほど食べるのは、危ない領域に近づいてますね。
ウチのネコは狩りが上手で、蝉、蛾、ゴキブリ、トカゲ、ヤモリは言うに及ばず、ネズミ、雀、四十雀、椋鳥まで捕ってきてしまいます。
雀なんかは食べちゃう奴もいるよ。
ここで問題。
まだ生まれて10日位、やっと目を開いたばかりの子猫を人の手で育てました。
さて、このネコは大きくなって、ネズミを捕ることが出来るでしょうか?
そういえば、1ヶ月ほど前、サッシのガラスにヤモリが居ました。
よく見るとこいつもシッポがない!
家の中にもシッポのないトカゲが2匹も居た。
ということは、‘トカゲのシッポ切り’というのは生き残り戦略として有効だって事だ!!
蝉の羽化は、僕も何度も見てるけど、木の葉の裏なんかで、白い体の奴が、ちゃんと羽を伸ばして乾かしていたなぁ。
焔さんが失敗したのは、羽化し始めたのを取って来ちゃったのかな?
まだ登っている奴なら問題ないはずだけど・・・。
ウチでは戸のすぐ向こうに柿の木があるから、別に取ってこなくても、夕方よく見ていれば見付けられるんだ(これはアブラゼミ)。
蝉の話なんかも始めたらキリがないよ。
機会があったらまたね。
蝉が少なくなっているのは環境汚染よりも、木が少なくなり、地面が舗装されてしまったことによると思うよ。
東京なんかでは、少ない木に、蝉が集中しているらしいです。
僕のおばあちゃんもキカナイ人で、人の言うことなんか耳にも歯にも掛からなかったです。
そんな人でなけりゃ、長生きは無理なのかなぁ?
焔さんは、お話の96歳のお祖母さんの血を濃く受け継いでるって事はないの?
将来の旦那さんは恐妻家になっちゃったりして??!
丈夫で長持ち??!
でも、暖かくって優しい人に思えるから、そうでもないか?
余市のお祖母さん、多少痴呆はあっても最後まで達者でいてくれるといいね。
焔さんは、お米、つまりご飯が好きなの!!?
僕も白いご飯が大好きです。
美味しいご飯だったらおかずもいらない位。
ご飯は美味しいよね!!!
美味しくてちっとも飽きない。
戦時中、白いご飯を渇望したって話、気持ちは良く分かる。
お米にはこだわっていて、今は主に秋田県大潟村の‘あきたこまち’を食べています。
炊飯器もガスのもの。
ご飯の話もキリがない!
母と娘が旅に出たらさ〜、普段はしない女同士だから出来る話でもしみじみするのかな、って思いました。
女同士ってナンか違うんだよね。
ウチに来ていたヘルパーさんには、僕も積極的に話をするようにしていたんだけれど、僕に対する時と、母や叔母さんに対する時とは明らかに違っていました。
母や叔母さんには屈託なく話をしているのに、僕に対してはナンか構えていて、話をしても繋がっていかないで途切れてしまう人が一人いました。
一番多く来ていたと思うんだけど・・・。
他の人とは一応雑談できるようになっていたのに、その人とはリラックスして話す感じにはならなかったんだよね。
それをどうにかしようなんて考えていたら、おばあちゃんが死んでしまって、心残りというか、ナンか悔しい。
前田真三のポストカードを買ったんなら、現地から僕宛てに一言メッセージを書いて、投函してくれたら良かったのに!
僕は宛てる人がいなくて、自分宛に旅先から出したりします。
‘麦秋’って言うと、こちらでは6月頃のことです。
美瑛ではいつ頃のことなんだろう?
耕地も作物も人為だけれど、その背景や根本にあるのは自然で、人と自然の織りなす美しさ、その中の一瞬の表情をホントにうまく切り取ってるよね。
丘を吹き渡る風のささやきが聞こえてきそうでしょ?
美瑛の丘の景色は特異だけれど、人為と自然が調和した美しい風景は、日本中どこの農村でも見られたものだよ。
今は探すのが難しい。
『麦秋』というと、小津安二郎の映画のタイトルを思い出します。
内容は覚えていません。
12月から1月に架けて、NHKのBSで小津作品の特集があるそうです。
ウチではBSは見られないんだよね。
NHKだけは地上波もほとんど良く映らない。(アンテナが壊れている。)
露天風呂で考えたことは内緒かぁ〜?
きっと、愛しいブラッド・ピット様でも思っていたのでしょうね。
スキーは、スキーボード(ファンスキー 99センチ以下)というのをやっています。
3シーズン前から始めて、まだ10日しか滑っていません。
ストックを使わず、前にも後ろにも横にも滑れる自由さが、僕には合っていると思っています。
腕前は、まだまだです。
でも、どこの上級コースも一応は滑り降りて来ることが出来ます。(当然転びながら)
昨シーズンに行った所には45度の斜面なんてのもあったよ。
スキーについてももっと話したいんだけれど、シーズンに入ったらまたしましょう。
焔さんはスキー?スノーボード?両方?上手なの?
札幌ではいつから滑れるの?
ダイヤモンドダストは未だ見たことがありません。
北海道だったら、スキーに行って見られるのかぁ。
こちらでは厳冬期(1月から2月)に東京都の最高峰、雲取山の山頂で見られることがあるそうです。
もちろん富士山でも見られるんだろうけど、あんな所に登ったら生きて帰れそうにない。
1年間に7回の結婚式とは!!!
焔さんには拷問なんじゃないの?
交際範囲が広いんだね?
会費制だと呼べるだけ呼んでしまうのかなぁ?
僕は北海道式の結婚披露宴に出席したことはありません。
ナンか違うの?
去年有った友達の披露宴は会費制で、お祝いも辞退していて、助かりました。
以前は、結婚も子供が生まれるのもごく個人的な出来事で、おめでたいも何も、僕には関係ないと考えていました。
でも今は、「おめでたい事なんだよな」と思えるようになりました。
何回出席しても、結婚式を<良いもの>、<めでたくて、嬉しいこと>と思える焔さんは、心が広くて、素直で、優しい人なんですね。
たいていの人は「結婚式なんてどれも同じでつまんない!」って言いますよ。
お友達は、「焔はいい子なんだから、幸せになれるよ!」って言ってくれないの?
これ以上の話題に対して話をしていたら、20キロバイトを超えてしまうだろうから、次回に回します。
タイのことも聞きたいことが沢山あります。
いくら書いても書ききれないよ。
よわったな。
本当のおしゃべりの方が、文章よりはるかに情報量が多いことを実感しています。
でも、おしゃべりだったら、きっと話題が滅茶苦茶に飛んで、一体何を話していたのか分からなくなってしまいそうです。(それは女のおしゃべりの特徴なんだけど、僕はそれに結構対応できる。というより、僕もしてる?!)
文章だからこの程度に収まっているし、まとまってもいるんだね。
それに手紙は読み返すことも出来るからね。
ビートルズの『LET IT BE ... NAKED』というCDが発売されたので、最近はソロ・ギターで「Let It Be」やその他のビートルズ・ナンバーを弾いています。
しばらく弾いてないと、すぐにうまく弾けなくなってしまって・・・。
そういえば、家にはビートルズではたった1枚だけ『LET IT BE』のレコードが有ります。
作家の新井満が訳して、自分で作曲し、歌っているCDが評判だそうです。
「ニュース23」というテレビ番組でやっていました。友人の奥さんの葬式で朗読された詩を歌にしたら、評判で、CD化されたとか。
アメリカで、葬儀とか追悼式とかで朗読されていたものらしいです。
「私のお墓の前で泣かないでください 私はそこにいません 千の風に 千の風になって 吹き渡っています ・・・」
何だか、せつないメロディと詩が頭のどこかでいつまでも流れ続けていて・・・。
詩の作者は不詳とのことです。
人は死んでも自然・宇宙の中に拡散してその構成物となる、という思想は、やはりネイティブ・アメリカンのものかもしれません。
似たようなことを手塚治虫は『火の鳥』という作品の中で、‘ミクロコスモス’と表現しました。
焔さんにこの感覚伝わってるかなぁ?
フラメンコのカスタネットは、右手と左手とで、鳴らし方が違うようですね。
ということは、左右でリズムも違うのかな?
シュマリより
P.S.
新庄剛志が、フェラーリで札幌に乗り込むらしいです。
スタッドレスを履いたフェラーリを見掛けたら、きっと新庄だ!
日本ハムは人気球団になれるのかな?
<コーラの飲み口にバニラアイスをつけて一気に飲むと誰でも噴出してしまう!>
時期外れの今、試してみました。
ナンでもやってみたくなっちゃうんだよね。
何ヶ月も経って、やっと出来ました。
11月21日は特別に暖かかったんです。
結果は、・・・・・???
バニラアイスの効果が今ひとつ良く分からなかった。
一気にコーラを飲むと大体、僕は噴き出しちゃうものだから・・・。
ペプシのダイエット・コーラじゃダメなのかなぁ?
ま、それは兎も角、これで僕もまだまだ<イケル>ほうかな?!
先日、叔母さんがボージョレー・ヌーボーを持ってきてくれました。
昨晩飲んだら、フルーティで少し酸味の強い若々しい味わいでした。
ワイングラス2杯で、頭はクラクラ。
僕の母も、ビールをコップ1杯位では赤くなりません。(おじいちゃんもおばあちゃんもお酒は弱い方だったのに)
その血を僕は全く受け継いでないんだ!
でもね、だから、お金を掛けないでもお酒を楽しめる。
それで充分。
全く飲めないんじゃ、人生詰まらないけどね。
【“冬のソナタ”さんへの手紙 第1部の最新記事】

